江戸小紋の文様のもとになった裃は江戸時代の武士が着ていたものです。
江戸時代には、各藩に定め小紋(留柄ともいいます)があって、他藩での使用は禁止されていました。
たとえば
徳川将軍家はお召十(おめしじゅう)
紀州徳川家は極鮫(ごくさめ)
加賀100万石といわれる前田家は菊菱(きくびし)
という具合です。
江戸小紋には留柄をはじめ、数千種の文様があるというそうですが、現在一般的な文様というのは十数種類なのではないでしょうか。
江戸小紋の文様の中でも特に「鮫」「通し」「行儀」というのは、錐彫り三役といって、江戸小紋の文様の中でも最も格が高いとされています。
