江戸小紋は型染めですが、その型は紙です。
紙といっても、その強度は並大抵のものではありません。
和紙を柿渋で何枚も張り合わせた非情に丈夫なもので、「紙の型なんかだと、すぐに破れそう」という私たちの不安は吹き飛ばされてしまうほど耐久性があるのです。
その紙に錐や刀で模様を刻んでいきます。
模様を刻むといっても、江戸小紋の特徴は遠目から見ると色無地と見まごうほどの細かい文様ですから、とても人間業とは思えないほど精緻なものです。
一寸(約3cm)四方に約900の穴があいているそうです。
伊勢型紙のサイズはB4サイズの紙くらいだそうです。