ポリエステルの江戸小紋
洗える着物というと、一昔前はいかにも布にプリントされたものという品物が多かったようですが、ここ数年でずいぶんポリエステルの着物も様変わりしたようです。
2007年初頭に初めて洗える着物というものを買ってみたのですが、ちゃんと裏まで色が通っていました。というよりも、染色された糸で織られていました。
たしかに帝人シルパールや東レシルックのような高級化繊ではなかったので、質感は正絹とはずいぶん違いましたが(ちりめん地の方が正絹に手触りが近いらしい)、生地お仕立て込みかつセミオーダーで10,000円くらいだったので、かなりお買い得だったのではないかなと思います。
着物=正絹という公式はやはり無視できないものがありますし、呉服店で木綿などの正絹以外の反物を見ることはほとんどないのではないでしょうか。(夏には麻がありますが)
洗える着物というと、やはりそれは小紋が中心だと思うのですが、最近江戸小紋の洗える着物というのが出てきました。
最初にそれを発見したのは木楽会楽天市場店です。
このお店の特徴は「洗える着物の専門店」というところではないでしょうか。
もう、着物もそういう時代になってきたようです。実際、メルマガなども拝見していますが、そのメルマガに「機能としてはポリエステルのもの(洗える着物)のほうが勝っていると思う」とまで書かれていたことがあります。
ただし……そうなんです、ただし「やはり正絹ものは持っているという喜びがある」ともおっしゃっているのですね。
この木楽会でポリエステルの洗える江戸小紋を扱っています。別料金で紋入れもお願いできます。
この洗える江戸小紋は、木楽会ではちょっと高めの15,000円(お仕立て込み)くらいだったのですが、2007年12月現在では、10,000円でおつりがくる価格設定のセールをやっています。
8,000円くらいなら、試しに買ってもいいかなと思える値段だと思うのですよね。もっとも柄が限られているので、気に入らないものをわざわざ買うことはないですけれど、ピンク系の江戸小紋を着てみたいのだけれど、自分に似合うかどうかわからないときってあるじゃないですか。反物を合わせたときはいい感じだったのに、実際仕立てて着てみたら入学式のお母さん状態だったとか……
いきなり呉服屋さんとかで正絹の反物を当てられたりしてもよくわからないし、着装(反物をあたかも着物を着ているように体に巻き付けること。後ろから見ると着せ替え人形みたい)なんてされたひには「やっぱりいりません」の一言がなかなか言えず、結局後悔するはめになることもあるわけです。
それなら、素材は違うけれど、とりあえず洗える江戸小紋でだいたいの色なんかを試してみて、いくつか手持ちの帯でコーディネートしてみてから正絹ものに挑戦してもいいと思うのですよ。
私もそうしようかなと思っています。
でも正絹ものを買うときでもふつうの呉服屋さんでは買いませんけど(笑)やっぱり楽天で買います。
だって、怖いし、いろいろなものをすすめられたり、買わされたりしそうでいやだから。